被害者と犯人

こんにちは。
寝れば治る身体つくりのサポーター
さくら治療院 東鎌ヶ谷院 院長の安東です。

 

今日は、よく現場で話しになる事を話そうかと思います。
来院される患者さんはみな症状を持って来られますね。

  • 腰が痛い
  • 肩が痛い
  • 首が痛い
  • 膝が痛い

まぁ様々ですね。

他にも内科的症状も訴える方は当院は多いです。
でもどんな症状でも、殆どの場合そこに原因はほぼ無いです。

いわば患者さんの訴える症状は被害者です。
犯人は別にいます。
なので、そこが痛いからといって、そこに何かを施してもほぼ変わりません。

言い換えると、ヤクザの鉄砲玉とでも言いましょうか(笑)

 

下っ端が自分の組長からの命を受けて、敵対する組にカチコミに行き、相手の組長を打ったとします。
この下っ端は警察に自白していわばお勤めに入ります。

確かに打った現行犯はその下っ端です。
下っ端は警察に捕まりました。

これって事件解決ですかね???

だって命令した組長はひょうひょうとシャバの空気を吸ってます。
この組長を何とかしないとまた同じ様な事件は起こります。

 

何が言いたいかと言うと、目の前の事ばかりに意識をる奪われてはいけないと言う事です。
その症状の裏に必ず原因があり、またその原因の原因があります。

それをどこまで掘り下げて探せるかで、その症状が改善するかが決まります。
よく新規の患者さんは症状を何とかして欲しいので、何故患部を触らないのか聞かれます。

その時はいつもこの話をします。

症状は、被害者であって犯人では無く、
犯人を探して捕まえないと症状は変わらないと

まぁそんな話しでした。

 

最後までご愛読ありがとうございましたm(_ _)m